「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という一文。
さて、一番最初の「国境」ってなんと読みますか。ぼくはずっと、「くにざかい」だと思っていた。「こっきょう」は、統治政府の異なる国どうしの境目のはずだからだ。
しかし、齋藤孝『声に出して読みたい日本語』の初版版では「こっきょう」となっているではないか!しかも、それ以降の版では「くにざかい」になっている!どっちだ。
ある本では、やっぱり「こっきょう」。でも、「お前さんのクニはどこだい?」ってな感じで、故郷を指すときの「クニ」があるでしょう。その境目だから、「くにざかい」ではないかと思うのであるが、どうかな。
そういえば、ぼくは藤子不二雄の「まんが道」を「まんがみち」と読んでいたのだが、これって「まんがどう」なのかしら?
誰か教えて。