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著者説明:(けっこう)有名な企業で仕事やっているけれど、片手間でライターもやっている。ファッションと旅行以外ならだいたい書ける。お仕事、感想、批判、誹謗中傷やらなんやらがあれば、ここまで。
earthcream2000@ yahoo.co.jp (山塚あて) *すみません、昨年からずっと最近メールが1万通きていて、見切れていません。メール返信必要な場合はblogに書き込んでいただけると幸いです。 リンク じんせいをかえる会 世界一のバイヤーになってみろ!! Honey Pieだいせんせい 人生という名の終りなき回廊 mixi アは青木泰山のア! 帰ってきたおさかな日記 戦うカタツムリの主張 フォロー中のブログ
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伝記を映画化したものならばたくさんある。しかし、ある個人の哲学を映画化したものはさほど多くない。しかもそれが凡人には理解しがたい難解な哲学であればなおさらだ。
映画「ヴィトゲンシュタイン」を見た。おそらくこの映画はカルトといってもいいほど、B級な雰囲気を漂わせている。 家族構成からケインズとの死別まで映像化するこの映画は、たしかに万人ウケするものではない。しかも、彼の哲学に興味のない人にとっては退屈な映画だといってもいい。 彼は「語りえぬものについては沈黙せねばならない」と言った。それは、言語ゲームの中には、必ず「語ることが出来ないもの」があり、それは「構造的に語ることができないと論理的に決定している」ことなのだ---といってもよくわかんないだろうから、それ以上説明しないんだけれど、そんなことだ。 ウィトゲンシュタインのような自己の哲学が生き方にまで関わってくるような人はツラい。自己の哲学が正しければ正しいほど、現実の生とのギャップにつまづいてしまう。 以前、気鋭の永井均氏は「日本の哲学者はみんな莫迦(ばか)だ。ヴィトゲンシュタインのように論理的に語ることが出来ない」と言っていた。そして、その論理的過ぎる人間がいかなる人生を過ごさざるを得なかったのか。 人生をより生きにくくしたい人たちへ捧げる映画。
by fastska
| 2005-03-27 11:57
| 映画エイガえいが
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