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著者説明:(けっこう)有名な企業で仕事やっているけれど、片手間でライターもやっている。ファッションと旅行以外ならだいたい書ける。お仕事、感想、批判、誹謗中傷やらなんやらがあれば、ここまで。
earthcream2000@ yahoo.co.jp (山塚あて) *すみません、昨年からずっと最近メールが1万通きていて、見切れていません。メール返信必要な場合はblogに書き込んでいただけると幸いです。 リンク じんせいをかえる会 世界一のバイヤーになってみろ!! Honey Pieだいせんせい 人生という名の終りなき回廊 mixi アは青木泰山のア! 帰ってきたおさかな日記 戦うカタツムリの主張 フォロー中のブログ
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ぼくはそのとき某企業の会議室にいたのだった。
その企業は一部上場の企業で、部長さんや課長さんたちと会議をしていたのだった。するとその会議室の備え付け電話がなった。営業の方が応対するとこういうのだった。 「なぜか総務部からなんですけれど・・・」 ぼくに代わって欲しい、というのだった。電話に出たぼくに対して総務の女性はこういうのだった。 「私どものOBがお話したいと申しておりまして・・・電話をまわしてよろしいでしょうか」 電話に出たのは、その企業の元副社長で、名誉技術顧問として長くその企業を支えてきた方であった。 「あのねぇ、ここにお越しであることを知りましてねぇ。どうです、いまから私の家まで遊びにきませんか?」 ぼくは一体何が起こったのか、と思ったのだけれど、とりあえず家の番号を聞いて受話器を置いた。 そしてその方から今電話を頂いたことを、その企業の部長さんや課長さんにお話したのである。そしたら、こういう反応だった。 「えーーーあの人が直接?な、なんでご存知なんですか?もう雲の上の人ですよ。もう伝説になっているような。今80代で、本当に皆が知っているような、そんな人です」 そこでぼくは思い出したのだった。以前ある技術系の本を読んだことを。そして、その感想を便箋10枚ほどにしたためて送ったことを。その筆者だったのである。 とりあえず、「我々の顔を立てるためにも行ってくれ」とのことだったので向かうことにした。 そして到着。80代で現役経営コンサルタントのこの御大は孫以上に違う年齢のぼくに対して、熱く色々な話を織り交ぜながら語りかけたのである。 ちなみに、本を出版して少なくとも数千部刷り、多くの人に配って、何人の人がちゃんとした感想をくれたと思う?立ち話程度じゃないよ。ちゃんと、こういうところこういうところがよかった、と指摘したり感想を的確にくれた人が何人いたと思う? わずか3人だった。 もちろん、この本自体を感想を集めるに乏しい魅力しか持ち得なかったことを指摘するのはたやすい。しかしむしろぼくは感想を出す、という労力のかかる作業をできる人間の少なさに注目してしまう。 ぼくはアブないところがあって、必ず直筆の手紙を全く知らない人に送ってしまう。手紙を書くのが好きだったりする。 そして上記のような例をいくつも持っている。これに関してはあとでも話そう。中谷彰宏氏が「会いたい人がいれば、手紙を出せば会えますよ」といっていたのを読んで納得したこともある。 こういう話をしても実践できる人はいない。それにそもそも実践しようと感心してくれる人もいない。ぼくはそれでいいと思う。よいか悪いかとかそういう問題じゃない。それでいいんだ。その分ぼくが会える人が増えるからいいじゃないか、と。
by fastska
| 2005-03-03 22:25
| 青春記・旅・思想
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