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著者説明:(けっこう)有名な企業で仕事やっているけれど、片手間でライターもやっている。ファッションと旅行以外ならだいたい書ける。お仕事、感想、批判、誹謗中傷やらなんやらがあれば、ここまで。
earthcream2000@ yahoo.co.jp (山塚あて) *すみません、昨年からずっと最近メールが1万通きていて、見切れていません。メール返信必要な場合はblogに書き込んでいただけると幸いです。 リンク じんせいをかえる会 世界一のバイヤーになってみろ!! Honey Pieだいせんせい 人生という名の終りなき回廊 mixi アは青木泰山のア! 帰ってきたおさかな日記 戦うカタツムリの主張 フォロー中のブログ
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「華氏911」を観た。
確かに衝撃的な作品だった。 普通、「こいつ莫迦(ばか)だぜ」っていうとき、誹謗中傷やらで固めてしまう。そこに証拠を次から次に持ってきて「こいつ莫迦(ばか)だぜ」とまでいう奴はいない。 この意味で、「華氏911」はブッシュの莫迦(ばか)ぶりを次から次への証拠で証明を試みた稀なる私憤映画といっていい。ブッシュ大統領のコメントが細切れに使用されており、それが全体の主張を歪曲してしまうことは大目に見よう。 マイケル・ムーアはその私憤と歪曲を乗り越えて一つのエンターテイメントとして結晶させた。この結晶がこれだけの人に楽しまれていることは評価すべきだ。政治的立場から批判するべきでもなく、まずは映画の完成度という意味で、楽しめるかという意味で、評価しよう。 その意味では、この映画はまず突撃アポ取材の場面は少ない。全体が他のメディアからの引用や調査取材資料の画面で占められており、これはかなりムーアファンには拍子抜けなのでは? しかし、それにしても映画として業績がよいのは見事なものだ。「議員の息子をイラクに送ろう」といって議員に署名を求める場面がある。そして(もちろん)だれも署名しない。「誰も署名しなかった」というナレーションが流れるが、こういう場面などおそらく文章では一文にもならない。渋っている議員の顔やらを効果的に使うという、どこまでも映像的な作品である。 イラクで燃やされた米兵の死体のアップやナパーム弾をくらった女性の顔のアップ・・・これらは全て映像として意味がある。そして、その映像は既になんらかのメッセージなのだ。 もしかしたらこの映画は映画を見るものに「メディアリテラシー」能力を問う作品かもしれないと、帰りながら思った。
by fastska
| 2004-08-29 13:14
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