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著者説明:(けっこう)有名な企業で仕事やっているけれど、片手間でライターもやっている。ファッションと旅行以外ならだいたい書ける。お仕事、感想、批判、誹謗中傷やらなんやらがあれば、ここまで。
earthcream2000@ yahoo.co.jp (山塚あて) *すみません、昨年からずっと最近メールが1万通きていて、見切れていません。メール返信必要な場合はblogに書き込んでいただけると幸いです。 リンク じんせいをかえる会 世界一のバイヤーになってみろ!! Honey Pieだいせんせい 人生という名の終りなき回廊 mixi アは青木泰山のア! 帰ってきたおさかな日記 戦うカタツムリの主張 フォロー中のブログ
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「お前は、お前が思っているほどたいしたことはない」
この言葉を聞きたくがないために、一体ぼくはどれくらい努力してきただろう。 「お前は、お前が思っているほどたいしたことはない」 なんて冷たい言葉だろうか。人間は誰しも、他人は自分が思うほど自分のことなんて気にしていない、と心では思っている。だけれど、そうは思いつつ注目されているという前提でオシャレもするし、成果も出そうとする。 そんなときに「お前は、お前が思っているほどたいしたことはない」なんて言われるとものすごいショックが襲う。 確かに、人間は他人が感じるよりも自己評価が極端に高いか極端に低いかのどっちかだ。前者は「うぬぼれ」と呼ばれ、後者は「鬱」と呼ばれる症状になる。「お前は、お前が思っているほどたいしたことはない」、それはまさに前者になることを許さず、さらに後者にさせようとするものすごくイヤな言葉だ。 ある人が、自分に高評価をくれるとき、そこにはどこか「本当の自分」と「その人が思ってくれている自分」にギャップが存在してしまう。そのギャップが分かってしまうと、その人にとって自分は高評価の対象どころか失望の対象にならざるを得ない。 だから、ぼくは「お前は、お前が思っているほどたいしたことはない」という言葉を聞きたくがない--その一点だけのために努力してきたのだ。それは偽りではない。どこまでも偽り続けることができたならばそれは「そうなった」といってもいいのではないだろうか。 「自分なんてたいしたことねぇよな」と自嘲しながら、今日もまた「たいしたこと」あるように見せかけるために生き続けるのであった。
by fastska
| 2006-04-05 01:10
| 青春記・旅・思想
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