緊急事態!!色々なことを書き散らしているようで、そうではなかったり。不思議でワイセツで知的な刺激を。
by fastska
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(山塚あて)
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マックを食べてインポになろう
a0022864_7324861.jpg 「彼のペニスが立たないのよ。」

 「私が上なの」

 いまさらながら、映画「スーパーサイズミー」を観た。

 監督であるモーガン・スパーロック自らが実験台となり、1日3食1か月ファーストフードだけ食べつづける食生活ドキュメントである。加えて、アメリカ食文化における様々なインタビューやリサーチが盛込まれている。

 これは、エリックシュローサーの著書「ファストフードネイション」の映画版であるともいえる。彼らの中には、均一文化と第三国への抑圧という形で描かれるキャピタリズムに深い疑念を持っており、その悪影響をこれでもか、というほどに見せつける。

 確かに、モーガン・スパーロックが映画の中で検診する様子はリアルだ。信じられないスピードで増していく体重。そして悪化する内蔵。あるドクターは「もう止めてしまえ!」と実験中止を要請してしまったりする。さらには、監督の男性器は立たなくなってしまう。

 最後には、アメリカの食教育の貧困さを追及するにいたり、加えて、自らがファストフード中毒になってしまう様まで克明に描いてしまう。

 これはドキュメンタリーなのだろうか。

 答えは勿論「YES」だろう。

 しかし、同時にこれは思想映画であると言わざるを得ない。

 当初、この映画に対しては、「そんなぁ、あんたねぇ、3食ともマックで食べるなんてばさぁ、そりゃ極端よ。そんなことしてるやつぁいねぇって」という批判が浴びせられた。難しい言葉で語る人ばかりだが、まとめるとそういうことだ。

 これに対し、ぼくが言いたいのは、単純にこれは資本主義のダイナミズムを批判している思想映画であり、それ以上でもそれ以下でもない、ということだ。

 もちろん3食を全てマックで、しかもずっと続ける奴はいない。そりゃいるかもしれない。だけれどそれは無視してよいほどの少人数で、あくまでこのメッセージは「たまにマックを利用する」多くの大衆に向けられたものである。

 映画は虚構だ。ドキュメンタリーという形をとっていても、それがフィルターを通されている以上、完全な「事実」ではない。

 この映画は、もちろん貧困層に「いかにマックが安価で食を与えることができるか」という賛美映画にも変容できるだろう。そして第三国の労働者が、マックをはじめとする巨大な企業群の仕事でいかに労働を創出できているかを証明する映画にも変容できるだろう。

 繰り返す、これは資本主義のダイナミズムを批判している思想映画であり、それ以上でもそれ以下でもない。

 映画屋さんは、どこまでいっても、自分の作品の中で自己の思想を反映したがる。このことはアニメであっても、どんな映画でもそうだ。

 ただし、大きく他の資本主義批判系と異なるのは、「エンターテイメントとして」面白い映画だったことだ。この点は、ぼくが最も感じたことだ。

 いや、むしろ、思想でもイデオロギーでも、そんなことは関係ない。もっといえば、監督のチンポが立たなくなろうが、それによって恋人関係が悪化しようが、マックが悪しきアナルコキャピタリズムの先頭だろうが、全て含めてどうでもいい。

 映画で必要なのは、面白いことだ。感動することだ。それによって、一瞬を楽しめることだ。

 この映画は、思想映画である。その思想は繰り返された陳腐なものである。ただし、一つのエンターテーイメントとして楽しめた。それ以上何があるだろうか?

 そう、映画にそれ以上なんて何があるだろうか。
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by fastska | 2005-09-17 07:51 | 映画エイガえいが
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