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著者説明:(けっこう)有名な企業で仕事やっているけれど、片手間でライターもやっている。ファッションと旅行以外ならだいたい書ける。お仕事、感想、批判、誹謗中傷やらなんやらがあれば、ここまで。
earthcream2000@ yahoo.co.jp (山塚あて) *すみません、昨年からずっと最近メールが1万通きていて、見切れていません。メール返信必要な場合はblogに書き込んでいただけると幸いです。 リンク じんせいをかえる会 世界一のバイヤーになってみろ!! Honey Pieだいせんせい 人生という名の終りなき回廊 mixi アは青木泰山のア! 帰ってきたおさかな日記 戦うカタツムリの主張 フォロー中のブログ
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捨てた瞬間に必要になった。
Amazonで本を売却した瞬間に、その本を参照することになったのでもう一回購入した。一体、なんだかなぁ、と思ったがしかたがない。 そういうことがあった。 むかし、「じゃまーる」が創刊されたときに、たしかイギリスのリサイクル文化を模倣するカタチでリクルートが不用品を他者に販売するという概念を日本に植え付けた。それからインターネット文化の蔓延が、見知らぬ人たちとの不要品売買を一気に広げた。 Amazonやらイーベイでもなんでもいいんだけれど、売った瞬間に後悔することがある。 また買えばいいのだけれど、それでも以前持っていたものが急に重要になってくるのはよくある。これは、以前の持ち主を離れた瞬間に、「不用品」が復讐を始めるのだろうか。 不要、不用、といわれたものが、大きな意味をもって個人に降りかかることがある。 大学のときを思い出せば、最も不用であるはずの「興味のない」第三外国語が足かせになって留年した人はどれだけいるのだろうか。 また、毎月女性が最も不用と思い、不快に思っている生理も、その生理がこない年齢まで達したときにえもいえぬ悲壮感に包まれるというのはどうしたことだろう。 そう考えれば、現在郵政民営化での国会議論で行われているのは、現行システムが完成してからずっと不用といわれてきた参議院の逆襲ではないだろうか。参議院はいままで不用といわれてきた復讐として、自らの存在意義を証明するためにも、首相が20年来構想してきた郵政民営を土壇場になって否決するはずだ。 この3日間で報道された参議院の逆襲劇はそのように読まねばならない。 不用品の逆襲がいま始まる。
by fastska
| 2005-08-07 11:01
| 青春記・旅・思想
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