緊急事態!!色々なことを書き散らしているようで、そうではなかったり。不思議でワイセツで知的な刺激を。
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障害を売りに街へ出よう ~ 映画「さようならCP」
a0022864_22321583.jpg 障害者を見た。

 おそらく障害者であるだろう人たちを見た。

 大阪に行って、小さな映画館で2日前に見た映画の中でのことだ。奇才、原一男氏の1st公開映画である「さようならCP」だ。

 この映画は苦痛である。救いようがないほど苦痛である。

 CPとは脳性麻痺のこと。この映画がとらえているのは、CP患者の団体「青い芝」の人々の生活だ。普通では聞き取れない言語で彼らの考えがずっと語りつづけられる。

 障害者は部屋に閉じこもらないといけないのか?もちろん答えはNO!だ。

 だから彼らは外に出る。不自由な体を露骨なまでに街頭の面前に晒していく。ひざをクネクネしながら頭を振り乱してのみ前進する彼ら。腕を曲げ、腰を曲げながら進んでいく彼ら。

 街行く人たちへ「募金してくれ」、この発言ならばまだいい。

 その後、募金した人に監督は聞きつづけるのだ。「なぜあなたは募金したのですか」と。

 この質問の意図が「募金者が思わずして上から見ている」姿勢を明らかにしたかったのか、それは分からない。ただただ、どうでもよさそうな「いやーかわいそうでしょ」などという答えがリフレインされていく。

 彼ら障害者を見て、「強くなれ」と声を掛けるべきだろうか。「障害者であることを感じさせないくらいの気概を持て」と言うべきだろうか。

 ぼくは障害者との会話を以前続けていた。強者になろうとした弱者が、元々からの弱者よりもずっとずっとみじめになった例をいくつも知っている。

 強者になることは素晴らしい。しかし、強者への階段を踏み外した弱者は、弱者以下になってしまうことをぼくは実感した。

 この映画は、彼らの一人のあまりにも哀しきコメントでしめくくられている。

 この映画には思想は用意されていてほしくない。「だから障害者を大切に」とか「もっと優しい社会を」などというフレーズは欲しくない。この映画に記録されているのは、みじめで、哀しく、エグく、しかし、多くの他人たちと同じように矛盾の中で生きるしかない人間というものだけだ。

 世の中大半の人が感じている「こうありたいもの」を無視し、「他人が何を言おうとも我これを信ず」と対極のものを心から信じること(例えば障害者であることを真に肯定すること)は難しい。

 そして障害を持たないものが障害を持つものの気持ちを理解することなどない。

 だから偽善と分かりつつ、そしてぼくは「偽善ですから」といいつつ、障害者への募金に応じるのだ。そして、偽善と分かりつつ、批判されてもこう言うのだ。「障害を売りに街へ出よう」
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by fastska | 2005-04-11 23:03 | 映画エイガえいが
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