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著者説明:(けっこう)有名な企業で仕事やっているけれど、片手間でライターもやっている。ファッションと旅行以外ならだいたい書ける。お仕事、感想、批判、誹謗中傷やらなんやらがあれば、ここまで。
earthcream2000@ yahoo.co.jp (山塚あて) *すみません、昨年からずっと最近メールが1万通きていて、見切れていません。メール返信必要な場合はblogに書き込んでいただけると幸いです。 リンク じんせいをかえる会 世界一のバイヤーになってみろ!! Honey Pieだいせんせい 人生という名の終りなき回廊 mixi アは青木泰山のア! 帰ってきたおさかな日記 戦うカタツムリの主張 フォロー中のブログ
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これはwanderingpoet さんと話していたときにも話題に出たのだけれど、養老孟司さん「バカの壁」について。
「バカの壁」は、なるほどバカの概念を上手く、意識(唯脳論)を含め指摘している。しかし、本当の壁は、それを読んだ読者の中にあるのではないか。 端的に言って、1万部以上売れた本は、それを読みきるのは読者の中の1割といわれる。 おそらくその1割の中の人は、皆自分は「バカ側にいない」と思ったのではないか。本当はそこが最も「壁」であるように思われる。 あるアメリカのシンクタンクの調査では「自分が特別だ」と思っている人が7割を超えた。この自分だけは特別だ、という感情はどんな奴でも払拭しがたい。しかし自分から見たら、他の9割の人は凡人なのだ。 自分がバカだと完全に認めてしまう人は、自虐か世捨て人のようなイメージがある。偏差値という思想が取り入れられてからも、個性という言葉が一人歩きし、「それでも違う能力はあるよね」という「自分だけは特別幻想」を創り上げてしまった。 それを批判したはずの「バカの壁」が、むしろ各個人にとっては肯定的に読まれることに最も不幸があるのではないか。 と書いているぼくも、読んでいるあなたも、それでも自分は「バカ側」とは思えない。ああ、これほどまでに個性尊重主義の根は深かったか。
by fastska
| 2004-12-07 22:08
| 青春記・旅・思想
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